| 蒸留酒はアルコール度が高いからカロリーも高い?。いや蒸留酒は糖分を含まないから低カロリー?。
さて、どちらが正しいのでしょう。
お酒の中に含まれるアルコールは1グラムあたり7キロカロリーのエネルギーを持っています。 したがって、アルコール度が20度と40度の焼酎を同じ量飲めば、40度が20度の2倍のカロリーということになります。
しかし、40度の焼酎一合と20度の焼酎ニ合とでは同じカロリーということになります。 つまり、いくらのアルコール度のものを、どれだけ飲んだかでカロリーを考える必要があります。
醸造酒はこれにアルコール以外の糖分等のカロリーを加えることになります。 蒸留酒である本格焼酎には焼酎を特徴づけているごく微量の成分が含まれていますが、これはほとんど無視できるために、
本格焼酎のカロリーは摂取したアルコールのカロリーだけということになります。したがって、本格焼酎はお酒のなかで
もっともカロリーの少ない酒ということになるのです。
そしてお酒のカロリーは実際は表示の7割ほどにしかなりません。酒を飲むと体温が上昇しますが、アルコールの
エネルギーの3割ほどはこれで消費されてしまうので、実際のカロリーは5キロカロリー程度になります。
25度の本格焼酎を焼酎6:お酒4(ロクヨン)の割合で一合飲む時のカロリーを計算してみましょう。 アルコール度は25×0.6で15度になります。一合に含まれるアルコールは容量で180×0.15で27になります。
アルコール1は0.789グラム(比重0.789)ですから、重量に直せば27×0.789で21.3グラムとなり、
カロリーは21.3×5で106キロカロリーということになります。
これが醸造酒のように糖分等を含んでいれば、それだけカロリーが上乗されることになります。 たとえば糖分が5%含まれていれば36キロカロリーが上乗されて、142キロカロリーになります。
もちろん、お湯や水でなく清涼飲料等で焼酎を割れば同じくらいのカロリーが上乗されて、 3〜4割一挙に増えてしまうことになりかねません。甘くて飲みやすい酒は飲みすぎによるカロリーオーバーに
気をつけましょう。 また、お酒には食欲増進効果があるので、ついつい酒の肴をとりすぎてしまいがちです。
せっかくの低カロリーの本格焼酎ですから、栄養バランスを考えながら、肴のカロリーのとりすぎにならないよに
したいものです。 |