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本格焼酎と泡盛には、それぞれの産地に伝来している酒器、猪口(ちょこ)、肴(料理)、酒興、唄、踊り、
飲み方などが、ワンセットになっています。焼酎の主産地では、種々の酒器が使われており、おのおの焼酎の
故郷の風習が漂っています。
それぞれの地域に特有の酒器を創り出し、かつその地域でとれる肴をツマミにして、地域特性(ローカルカラー)を
味わえるムード作りが今後ますます必要となっていくでしょう。以下、本格焼酎と泡盛の各飲み方とその特徴について
説明します。
1.ストレート
古酒などの高級酒は、できるだけ原型のままで味わうのが常識とされています。沖縄では、泡盛の古酒を
ストレートで味わっているのもその一例といえるでしょう。ストレートで味わう特徴として、古酒特有の香りと
丸みを楽しめることが挙げられます。喉と胃袋を驚かさないために油分の多い肴を摂りながら水と交互にチビリ、
チビリ味わうのが良いでしょう。
2.湯割り
焼酎の本場である九州では最も普及している飲み方です。体の温まるのが早いため、九州以外でも寒い時期や
地域に向いています。焼酎を温めて飲むと、香りと味がよく調和するので、焼酎の個性を楽しむのには適した飲み方と
言えます。したがって、伝統的な製法で造られる、個性豊かな芋焼酎や穀類焼酎の風味を味わうには湯割りで飲むのが
よいでしょう。湯割りで味わう特徴は、香味の豊かな焼酎の香りと味を引き立たせて楽しむことにあります。
3.水割り
沖縄県や奄美諸島のように年中暖かい地域では、最も普及している飲み方です。これらの地域以外でも暑い時期には
清涼感があるので適しています。水割りで味わう特徴は、個性的な風味の香りと味をやわらかくして楽しむことに
あるので、個性的な風味の泡盛や黒糖焼酎、粕取焼酎に適した飲み方と言えます。
4.オンザロック
都会地で、若者や女性の間で人気のあるお洒落な飲み方です。オンザロックで味わう特徴は、香りが高く味の
ライトな焼酎の香りを楽しんだり、樽貯蔵した焼酎の色調や香りを楽しむことにあるので、現在、焼酎の主流となって
いる麦、米、そば焼酎や樽貯蔵焼酎に適した飲み方です。
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